KosshiKosshi

1.20.0

2026年9月29日リリース

1.20.0 では、UI を刷新し、検索とタグや日付による絞り込みを強化しました。サイドバーと書式メニューを整理し、検索ではタグの値や日付で行を絞り込めるようにしました。サイドバーには、日付から行をたどる Dates セクションを追加しました。

重要: 日付入力の設定

年を含む日付と、年なしの日付(MM/DD または DD/MM)の入力形式を、それぞれ地域に適した形で指定できるようになりました。初期設定では、どちらも地域に応じた形式が選ばれます。たとえば @tag(9/12) は、MM/DD の設定では 9 月 12 日、DD/MM の設定では 12 月 9 日を表します。基本的には、その地域で違和感のない形式が選ばれます。

設定を変更すると、すでに入力した曖昧な日付の解釈が変わる場合があります。日付から作成したリマインダーやカレンダーの項目は、日付が変わったり削除されたりする可能性があります。更新後は、設定 > タグ > 日付入力を開いて現在の設定を確認し、リマインダーとカレンダーの項目も確認してください。複数の端末でKosshiを使っている場合は、すべての端末を1.20.0に更新してください。

検索を再設計しました

複雑な条件を組み合わせた検索と、画面上の絞り込みを使いやすくするため、検索欄をアウトライン上に配置しました。

検索では、新たに @タグ の値を指定して検索できるようになりました。

たとえば @status:done のようなタグの値、@estimate:>=3 のような数値、date:today や @deadline:2026-09-10..2026-09-20 のような日付を検索できます。特定のタグだけを対象にするときは @deadline:today、タグ名に関係なく日付付きタグを横断するときは date:today を使います。

日付付きタグを横断し、今日の予定だけをアウトラインに表示できます。

検索欄のフィルターメニューから、よく使う条件を追加できます。検索欄では入力補完も追加したので、キーボードだけでも条件を記述しやすくなっています。

一致したテキスト、タグ、日付は強調表示されます。is:incomplete のように特定の文字を指さない条件に一致した行は、行全体が強調されます。

フィルターメニューや検索結果での操作は検索ガイド、文法の一覧や日付の範囲、タグの値については検索リファレンスで詳しく説明しています。

これまで通り、検索条件の横にあるブックマークボタンから、検索を保存できます。たとえば date:today を「今日の予定」、date:this-week を「今週の予定」、タグの検索をプロジェクトごとの一覧として保存できます。保存した検索はサイドバーに表示され、条件を組み立て直さずに開けます。タスク管理やプロジェクト管理の一覧として利用できます。

保存した検索のコンテキストメニューから 件数を表示 を選ぶと、現在の該当件数をサイドバーに表示できます。検索画面に移動しなくても件数を確認できるため、たとえば date:today を保存して件数を表示しておくと、今日の日付を持つ行の数をサイドバーで確認できます。件数はアウトラインの変更に合わせて更新されます。

保存した検索の横に、現在の該当件数が表示されます。

サイドバーから日付をたどる

サイドバーに Dates セクションを追加しました。@tag に日付を書いた行があると表示されます。日付を持つ行は、年、月、日の順に並びます。年、月、日のいずれかを選ぶと、date:2026-09 のようにその期間の検索が適用されます。今日の日付には点が表示されます。

月を選ぶと、その月の日付を持つ行だけがアウトラインに表示されます。

過ぎた日付は、初期設定では先月以前が非表示になります。設定 > 外観 > 表示 > サイドバーの過ぎた日付で、過ぎた年、月、日のどこまでを隠すかを選べます。

サイドバーに表示するセクションも選べるようになりました。同じ設定のブックマークを表示、検索を表示、日付を表示、タグを表示で、使わないセクションを非表示にできます。サイドバーの見出しや余白を右クリック(iPhone と iPad では長押し)しても切り替えられます。

プレビューでアウトラインを文書として読む

エディタ右上の … メニューから プレビュー を選ぶと、現在のアウトラインを文書として横に表示できます。元の行を編集しながら、文書としての見た目を確認したり、印刷したり、共有したりできます。

左側のメニューから Markdown、リッチテキスト、テキストバンドル、プレーンテキスト、OPML のファイル形式を選べます。その右側のアイコンでは、描画されたプレビューと生成されたソースを切り替えられます。完成した文書の見た目を確認してから、書き出される正確なテキストを確認することもできます。

アウトラインを編集しながら、文書としての形を確認できます。

Headingsを有効にすると、アウトラインの構造をプレビューと書き出しに保てます。通常の行はリストや作業メモとして残せるので、同じアウトラインの中で、文書そのものと考えている途中の内容を一緒に扱えます。

形式の選択やプレビューの設定についてはプレビューガイドをご覧ください。

バックリンクから参照元へ移動する

設定 > 外観 > 表示 > バックリンクを表示をオンにすると、ほかの行から参照されている行の本文の右側に件数が表示されます。クリックすると、参照元の行を集めた検索が開きます。

検索結果では、リンクの該当箇所が強調されます。結果を選ぶと、そのリンクを書いた参照元の行へ直接移動できます。検索欄に backlinks: と入力して、ほかの条件と組み合わせることもできます。

行の右側の数字で、その行を参照している行の数が分かります。
件数をクリックすると参照元を検索し、リンク箇所へ移動できます。

操作の流れは内部リンクガイドで詳しく説明しています。

書式バーでMarkdownを操作

これまでエディタ右上にあった書式メニューを廃止し、アウトラインの下に書式バーとして移動しました。Macではエディタ右上の … メニューから 書式バーを表示 を選ぶか、設定 > 外観 > 表示 でオンにすると、よく使う操作が表示されます。

太字、斜体、ハイライト、チェックボックス、引用、テーブル、リンクをボタンから使えます。… のメニューには、散文、取り消し線、コード、コードブロック、数式、数式ブロック、画像があります。リンクと画像では、URLと任意の表示テキストを入力できます。見出しベータを有効にしている場合は、見出しとドキュメントコメント用の # と % も使えます。

iPhoneとiPadでは、編集中にキーボード上のツールバーから同様の操作を行えます。

アウトラインから離れずに、よく使う Markdown 書式を適用できます。

対応する書式はMarkdownガイドで詳しく紹介しています。

Headings ベータ

Headingsは、アウトラインの階層を文書の見出しとして使うベータ機能です。設定 > Betaから有効にできます。行頭が # で始まる行は Markdown の見出しになり、行頭が % の行(% だけの行を含む)はドキュメントコメントになります。

これらの記号はプレビューと書き出しに反映されます。アウトラインの階層をそのまま使って文書の構成を作り、通常の行を作業メモとして残せます。ベータ機能のため、今後も動作や表示が変わる可能性があります。

例と現在の仕様はHeadingsガイドをご覧ください。

不具合の修正

以下の不具合を修正しました。

  • 同期のタイミングによって、まれに親行より先に届いた子行がルートに置かれ、アウトラインの階層や行の順序が変わる問題を修正しました。
  • バックアップのプレビューから「復元」や「ノードとして読み込む」を実行できない問題を修正しました。
  • iPhoneでキーボードを表示した際に編集中の行が隠れてしまう不具合を修正しました。
  • サイドバーやアウトラインの更新中にクラッシュすることがある問題を修正しました。