見出し(ベータ)
現在、この機能は TestFlight ベータ版でのみ利用できます。
見出しを作ると、その下のアウトラインが文章作成に適した動作に変わります。作ったアウトラインを土台に、文章へと育てていけます。書き進めてからも、まとまりごとに構成を組み替えられます。
アウトラインに見出しを付ける
まず、タイトルと、その下に本文となる行を並べます。
タイトルの先頭に # (シャープと半角スペース)を付けます。タイトルが見出しになり、その下の行が本文の表示に変わります。見出しの行にズームインするには、Cmd を押しながら三角のトグルアイコンをクリックします。
行メニューの「文章見出し」(英語表示では Writing Heading)からも切り替えられます。キーボードでは Cmd+T も使えます。
段落と見出しで文章を整える
見出しの末尾で Enter を押すと、その下に本文を書き始められます。本文では Enter で行を分け、行頭の Backspace で前の本文行につなげられます。
本文では Markdown の文法が使えます。空行で区切ることで段落を分けられます。この段落の区切りは、プレビューや Markdown の書き出しにも反映されます。
文章が長くなったら、見出しを増やして区切れます。本文を折りたたんで全体の流れを見渡したり、見出しと本文をまとめて移動したりできます。書きながら順番を入れ替えて、伝わりやすい構成を探せます。
Markdown では ## 、### を使いますが、Kosshi の見出しは常に # です。記号を増やさず、見出し同士のインデントでレベルを変えられます。
見出しを使って書き出す
右上の設定メニューから「プレビュー」を選ぶと、文章を通して読めます。段落やセクションのつながりを確かめ、気になったところをアウトラインに戻って整えられます。
この例では、以下の Markdown が出力されます。
# Momotaro
An old woman found a large peach floating down the river.
She carried it home to share with her husband.
Inside the peach, they found a baby boy.
They named him Momotaro and raised him together.
## The journey
Momotaro set off with millet dumplings for the road.
A dog, a monkey, and a pheasant joined him along the way.
% で執筆用のメモを残す
行頭に % を付けると、執筆用のメモを残せます。アウトラインには表示されますが、プレビューや Markdown などの文書の書き出しには含まれません。
画面の % Add a sentence about the dumplings. は、自分用のメモです。除外されるのはその行だけで、子行は含まれます。分岐全体を除外する場合は、行メニューの「ブランチをコメントアウト」を選びます。
行メニューの「文書コメント」や、キーボードの Cmd+/ でも切り替えられます。
プライベートな見出しで文章をまとめる
% の行を親にすると、文章をプライベートな見出しでまとめられます。完成原稿に見出しを増やさずに、自分が扱いやすいまとまりを作れます。長い文章の一部を折りたたんだり、まとめて移動したりしたいときに便利です。
# Momotaro
% The peach and the boy
An old woman found a large peach floating down the river.
She carried it home to share with her husband.
Inside the peach, they found a baby boy.
They named him Momotaro and raised him together.
# The journey
Momotaro set off with millet dumplings for the road.
A dog, a monkey, and a pheasant joined him along the way.
この例では、% The peach and the boy で桃と少年の場面をまとめています。書くときは一つの場面として扱い、書き出すときはこの見出しを含めず、本文だけを残せます。# の見出しと組み合わせて、章の中も自分にわかりやすく整理できます。
Prose との違い
見出しの下の本文と Prose(散文モード)は、どちらもバレットのない同じ見た目になりますが、指定の単位が異なります。Prose は指定した行のバレットを非表示にし、見出しはその配下の本文のバレットをまとめて非表示にします。
見出しを使うと、各行を個別に指定する必要がありません。文章の見出しを決める流れで、そのまま本文を書き始められます。作った見出しは書き出しにも使えるので、アウトラインを完成原稿へと仕上げるのに適しています。
