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1.23 のガイドです。公開中の版は 1.22です。

集計式

行に {{ sum }} などの式を書くと、子や孫の行にある数値の合計や、行数を表示できます。内容を編集すると、結果も自動で更新されます。

合計を表示する

  1. 親の行に 買い物(円) 合計 {{ sum }} と入力します
  2. その下に 米 1200、お茶 350、パン 250 の3行を作り、1段右に下げます
  3. カーソルを別の行に移すと、{{ sum }} の位置に 1,800 と表示されます
買い物(円) 合計 {{ sum }}
  米 1200
  お茶 350
  パン 250
3つの金額の合計を、親の行に表示します。

計算結果にカーソルを置くと、元の式を編集できます。

{{ sum }} と {{sum}} は同じ意味です。式の内側の空白は省略できます。

使える式

入力する式表示するもの
{{ sum }}数値の合計
{{ count }}行数(空の行も含む)
{{ chars }}文字数(空白も含む)
{{ words }}語数(空白と絵文字を除く)
{{ todo }}未チェックのチェックボックス数
{{ done }}チェック済みのチェックボックス数
{{ progress }}チェック済み/全チェックボックス

たとえば、原稿全体と章ごとに {{ words }} を置くと、それぞれの語数を表示できます。

原稿 {{ words }}
  はじめに {{ words }}
    ここに本文を書きます。
  第1章 {{ words }}
    ここに本文を書きます。

原稿全体の語数には、章の見出しも含まれます。文字数を表示するには {{ chars }} を使います。Markdownの装飾記号は、文字数・語数に含めません。

対象の行がないときは、0(progress は 0/0)と表示されます。

タスクの進捗を表示する

親の行に 旅行の準備 {{ progress }} 残り {{ todo }} と入力します。子の行は、次のようにチェックボックスにします。

  • [ ] パスポートを確認:未チェック
  • [x] 荷物を詰める:チェック済み
チェックを付けると、進捗と残りの件数が更新されます。チェックボックスのない行は数えません。

集計する範囲

{{ sum }} は子・孫の行をすべて集計します。{{ descendants.sum }} と同じ意味です。

買い物 {{ sum }}
  食品 100
    お菓子 200
  日用品 300

{{ sum }} の結果は 600 です。直接の子だけを集計する {{ children.sum }} なら、100 + 300 = 400 になります。

次の式で、親や兄弟なども集計できます。

式の例集計する範囲
{{ parent.sum }}親の行だけ
{{ siblings.sum }}自分を除く兄弟の行だけ
{{ this.sum }}自分の行だけ
{{ subtree.sum }}自分の行と、その下のすべての行

sum を count や progress などに変えると、同じ範囲の行数や進捗を表示できます。

  • ノートの内容は集計に含めません
  • 折りたたみや検索で隠れている行も集計します
  • 親のない行で parent を使うとエラーになります
  • 最上位の行で siblings を使うと、ほかの最上位の行を集計します

数値の扱い

sum は本文の数値をすべて足します。小数点は .、桁区切りは , を使えます。負の数や全角の数値にも対応します。

合計は、集計する数値のうち最も多い小数点以下の桁数にそろえて表示します。例えば、12.00、3.50、2.50 の合計は 18.00 です。整数だけなら、合計も整数で表示します。この表示ルールは、sum + 1 などの四則演算には適用しません。

入力例集計する値
1200円、$1200、5kg1200、1200、5(換算なし)
30%、123ABC30、123
B2B、2026-10-31、URL、コード内の数値対象外
12,50、1 234、1時間30分、1e3エラー

通貨や単位は換算しないため、同じ通貨・単位の値を使ってください。

式の中にカーソルを置くと、集計する数値が強調表示されます。型番などは `123ABC` のように囲むと、集計から除外できます。

100円 200円 のように1行に複数の数値を書いた場合も、両方を合計します。数値を空白だけで並べた 100 200 はエラーになります。

時間の合計

時間は 1:30(1時間30分)のように入力します。

作業時間 {{ sum }}
  設計 13:00
  実装 12:30

この例では、合計が 25:30(25時間30分)と表示されます。

時間と金額などを混ぜると、Mixed units エラーになります。

四則演算

数値や集計結果を、+、-、*、/ で計算できます。括弧も使えます。

  • {{ 1200 * 12 }} → 14400
  • {{ (2 + 3) * 4 }} → 20
  • {{ sum / 2 }} → 子孫の合計の半分

式の中では、半角の数字と小数点 . を使います。

時間の集計結果は、足し算・引き算だけに使えます。13:00 のような時間を式に直接書くことはできません。

progress は四則演算に使えません。ゼロで割ると Division by zero エラーになります。

補足

  • 式の記述や計算結果は、ほかの式の集計に含めません。子の行に 小計 {{ sum }} があっても、親の合計に小計を二重に足すことはありません
  • 式を計算せず、{{ sum }} という文字をそのまま残したいときは、先頭に \ を付けて \{{ sum }} と書きます。コードや数式、リンク、画像の記法の中でも計算されません
  • 書き出しでは、通常は計算結果を使います。式をそのまま書き出すには ソース を選びます
  • 設定 > 外観 > 本文 > 式 をオフにすると、画面と書き出しの両方で {{ sum }} などの原文を使います

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